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空気注入不飽和化工法(Air-des工法)

 

空気注入不飽和化工法とは、液状化対象砂地盤に空気を注入する液状化対策工法です。本工法は、飽和砂をわずかに不飽和な状態にするだけで液状化強度が大きくなる事に着目しています。略名のAir-desとは、air desaturationを略しており、空気注入により地盤の間隙水を脱水して地盤を不飽和にすることを意味しています。
弊社は、平成8年度から地盤の不飽和化による液状化対策技術を故白石俊多博士により研究を開始しました。平成20年度から、新しい液状化対策技術(Air-des工法)の実用化を目指して、国土交通省四国地方整備局、愛媛大学、東亜建設工業(株)、(株)不動テトラ、(株)ダイヤコンサルタント及び弊社の6機関による共同開発が開始され現場実証試験等を実施しました。平成23年度には、技術マニュアルが(財)沿岸技術研究センター主催の委員会審査を経て、完成するに至りました。

TCユニット方式電気防食工法

特長

  • 使用材料が空気であるため、他の液状化対策工法に比べて安価です。
  • 使用材料が空気であるため、施工に伴う環境負荷を軽減できます。
  • 省設備で施工が行えるため、狭隘なスペースでも適用できます。
  • 構造物直下にも適用でき、施設を供用中のまま施工できます。
現在、残された技術的課題を解決し、より安価な工法とすべく開発を重ねています。

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